【朝日新聞】高市首相、石破前首相が復活させた「反省」「不戦の誓い」に触れず 戦没者追悼の式辞全文
1: ばーど ★ 2026/08/15(土) 12:14:26.01 ID:sNRVebWt
終戦の日の15日、東京・日本武道館で開かれた政府主催の全国戦没者追悼式に、高市早苗首相は就任後初めて参列し、「戦争の惨禍を、二度と繰り返させない。この決然たる誓いを世代を超えて継承し、貫いてまいります」と式辞を述べた。2025年に石破茂前首相が13年ぶりに復活させた「反省」や「不戦に対する誓い」という言葉は使わなかった。
全国戦没者追悼式の首相式辞をめぐっては、1993年に細川護熙首相が戦争の加害責任についてアジア近隣諸国に「哀悼の意」を表し、翌94年の村山富市首相が「深い反省」「不戦の決意」という言葉を使った。その後、自民党の歴代首相も「反省」や「不戦の誓い」を踏襲してきた。
しかし、安倍晋三首相は2013年から「反省」「不戦の誓い」という文言を使わなくなった。戦後70年の15年に「戦争の惨禍を繰り返さない」という表現を盛り込んだ。続く菅義偉、岸田文雄両首相は、安倍氏にならった。
高市首相は、石破氏が25年の式辞で13年ぶりに復活させた「反省」「不戦の誓い」を使わず、「政治の師」とする安倍氏のスタイルに戻した形だ。一方で、高市カラーを打ち出すため、「日本は、各国が直面している様々な課題の解決に向け、重要な役割を果たせます。インド太平洋の輝く灯台として、頼りにされる国になれます」と強調した。
■高市首相の式辞全文
天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
先の大戦では、約310万人の同胞の命が失われました。
祖国の行く末を案じ、愛するご家族の幸せを願いながら、戦場に斃(たお)れた方々。
広島と長崎での原子爆弾投下、各都市での爆撃、沖縄における地上戦などにより犠牲となられた方々。
終戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々。
今、すべての御霊(みたま)の御前にあって、御霊の安寧を、心より、お祈り申し上げます。
今日の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い命と、苦難の歴史の上に築かれたものであることを、私たちは決して忘れません。
改めて、衷心より、敬意と感謝の誠を捧げます。
未(いま)だ帰還を果たされていない多くのご遺骨のことも、決して忘れません。
一日も早くふるさとにお迎えできるよう、国の責務として全力を尽くしてまいります。
戦後、我が国は一貫して、平和を重んじる国家として歩みを進め、世界の平和と繁栄に貢献するために力を尽くしてまいりました。
戦争の惨禍を、二度と繰り返させない。
戦後81年が経ちますが、歳月がいかに流れても、この決然たる誓いを、世代を超えて継承し、貫いてまいります。
日本は、各国が直面している様々な課題の解決に向け、重要な役割を果たせます。
インド太平洋の輝く灯台として、頼りにされる国になれます。
今を生きる世代も、未来を生きる世代も、希望を持てる日本を、安全で安心して暮らせる社会を、創り上げてまいります。
結びに、戦没者の御霊のご平安と、ご遺族の皆様のご健勝を、お祈り申し上げます。
令和8年8月15日
内閣総理大臣 高市早苗
朝日新聞 2026年8月15日 12時01分
https://www.asahi.com/articles/ASV8G36F3V8GUTFK01LM.html
全国戦没者追悼式の首相式辞をめぐっては、1993年に細川護熙首相が戦争の加害責任についてアジア近隣諸国に「哀悼の意」を表し、翌94年の村山富市首相が「深い反省」「不戦の決意」という言葉を使った。その後、自民党の歴代首相も「反省」や「不戦の誓い」を踏襲してきた。
しかし、安倍晋三首相は2013年から「反省」「不戦の誓い」という文言を使わなくなった。戦後70年の15年に「戦争の惨禍を繰り返さない」という表現を盛り込んだ。続く菅義偉、岸田文雄両首相は、安倍氏にならった。
高市首相は、石破氏が25年の式辞で13年ぶりに復活させた「反省」「不戦の誓い」を使わず、「政治の師」とする安倍氏のスタイルに戻した形だ。一方で、高市カラーを打ち出すため、「日本は、各国が直面している様々な課題の解決に向け、重要な役割を果たせます。インド太平洋の輝く灯台として、頼りにされる国になれます」と強調した。
■高市首相の式辞全文
天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
先の大戦では、約310万人の同胞の命が失われました。
祖国の行く末を案じ、愛するご家族の幸せを願いながら、戦場に斃(たお)れた方々。
広島と長崎での原子爆弾投下、各都市での爆撃、沖縄における地上戦などにより犠牲となられた方々。
終戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々。
今、すべての御霊(みたま)の御前にあって、御霊の安寧を、心より、お祈り申し上げます。
今日の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い命と、苦難の歴史の上に築かれたものであることを、私たちは決して忘れません。
改めて、衷心より、敬意と感謝の誠を捧げます。
未(いま)だ帰還を果たされていない多くのご遺骨のことも、決して忘れません。
一日も早くふるさとにお迎えできるよう、国の責務として全力を尽くしてまいります。
戦後、我が国は一貫して、平和を重んじる国家として歩みを進め、世界の平和と繁栄に貢献するために力を尽くしてまいりました。
戦争の惨禍を、二度と繰り返させない。
戦後81年が経ちますが、歳月がいかに流れても、この決然たる誓いを、世代を超えて継承し、貫いてまいります。
日本は、各国が直面している様々な課題の解決に向け、重要な役割を果たせます。
インド太平洋の輝く灯台として、頼りにされる国になれます。
今を生きる世代も、未来を生きる世代も、希望を持てる日本を、安全で安心して暮らせる社会を、創り上げてまいります。
結びに、戦没者の御霊のご平安と、ご遺族の皆様のご健勝を、お祈り申し上げます。
令和8年8月15日
内閣総理大臣 高市早苗
朝日新聞 2026年8月15日 12時01分
https://www.asahi.com/articles/ASV8G36F3V8GUTFK01LM.html
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