1: 名無しさん




沖縄県宮古島市の砂浜で、美容師が顧客の髪を切る様子を写した写真がSNS上で広く拡散し、環境への影響を懸念する声が相次いでいる。白いパウダー状の砂浜に折り畳み椅子を置き、透き通った海を背景に施術する光景が、島の自然美と対比される形で注目を集めた。

写真では、男性が長い黒髪の女性の後ろに立ち、はさみで髪を切っている。椅子は砂の上に直接置かれ、落ちた髪の毛を受けるシートなどの対策は確認できない。投稿には「初の宮古島 大自然感じて最高でした」といった文言が添えられ、美しいビーチと星空の写真も同時に公開されていた。

これに対し、SNSでは「SNS映えのためにビーチを汚すのは自己中心的」「髪の毛は分解しにくく、野生動物が飲み込んだり絡まったりして危険」「砂浜に髪が散らばるのは美観を損なう」といった批判が集中した。シートを敷かずに施術した点を問題視する意見も目立った。

専門家や利用者からは、環境面での懸念が指摘されている。人間の髪の毛は自然環境下で分解に時間がかかり、海洋生物や鳥類への影響が懸念される。宮古島は「宮古ブルー」と呼ばれる高い透明度の海と白い砂浜で知られる観光地で、環境保全への意識が高い地域だ。観光客の増加に伴い、ゴミやマナー違反への注意喚起が日常的に行われている中での出来事だけに、反響は大きかった。

また、美容師法・理容師法上、営業としての施術は原則として届出・許可を受けた施設内で行うことが求められており、屋外での行為が法令に抵触する可能性を指摘する声もある。単なる観光客同士の私的行為か、営業行為かで判断が分かれる余地はあるが、公衆の目に触れる砂浜での実施自体がマナー違反と受け止められている。