【notかば】美術館でムーミン展が開催されていたときの親子の会話【再】
引用元:「ほんのりと怖い話スレ その69」より
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1289385268/
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1289385268/
303: 1/2 2010/11/26(金) 22:49:50 ID:i6JvCjGC0
半年程前の体験。
当時、広島の県立美術館でムーミン展が開催されていた。
その日、丁度就活の関係で広島を訪れていた俺は、会社の面接が終わった後一人美術館を
訪れていた。
親子連れや老年のファンが多い中、一人リクルートスーツをピシッと着こなしていた俺は
相当目立っていたと思う。
ちなみに原画展だった。作者のトーベ・マリカ・ヤンソンはイラストも描いていたから。
入館者は発表年順に壁に飾られた原画を、順路に沿って、まるでアリの行列みたいに一列
になって進みながら眺めていた。
で、俺もその行列に加わっていたわけだが、俺の後ろに親子だろうか、女性と小さな女の
子が並んで手を繋いで原画を見ていた。
女の子は小学校に上がる手前くらいで、しきりに母親に尋ね、母親は優しく返答していた。
「ねえ、ムーミンは妖精なの?」
「そうよ。ムーミンはね、ムーミントロールっていう妖精さんなの」
「耳があるよ。犬じゃないの?」
「犬じゃないの」
盗み聞きする気は無かったが、何となく微笑ましかったのと、ムーミン=犬発言がツボに
入ってしまい、俺はその親子の会話に密かに耳を傾けていた。
当時、広島の県立美術館でムーミン展が開催されていた。
その日、丁度就活の関係で広島を訪れていた俺は、会社の面接が終わった後一人美術館を
訪れていた。
親子連れや老年のファンが多い中、一人リクルートスーツをピシッと着こなしていた俺は
相当目立っていたと思う。
ちなみに原画展だった。作者のトーベ・マリカ・ヤンソンはイラストも描いていたから。
入館者は発表年順に壁に飾られた原画を、順路に沿って、まるでアリの行列みたいに一列
になって進みながら眺めていた。
で、俺もその行列に加わっていたわけだが、俺の後ろに親子だろうか、女性と小さな女の
子が並んで手を繋いで原画を見ていた。
女の子は小学校に上がる手前くらいで、しきりに母親に尋ね、母親は優しく返答していた。
「ねえ、ムーミンは妖精なの?」
「そうよ。ムーミンはね、ムーミントロールっていう妖精さんなの」
「耳があるよ。犬じゃないの?」
「犬じゃないの」
盗み聞きする気は無かったが、何となく微笑ましかったのと、ムーミン=犬発言がツボに
入ってしまい、俺はその親子の会話に密かに耳を傾けていた。
この記事へのコメント
0 コメント












































