換毛期で、梳いても梳いても抜ける愛犬の毛束。 庭で存分にブラッシングする至福の一刻。 自分たちの周りにふわふわコロコロしてる毛玉を・・・【再】

引用元:「犬はいつも何か楽しい事はないかなと思っている14」より
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1363482924/
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1363482924/
279: 本当にあった怖い名無し 2013/03/17(日) 10:20:03.00 ID:J4d5Bsgs0
換毛期で、梳いても梳いても抜ける愛犬の毛束。
庭で存分にブラッシングする至福の一刻。
自分たちの周りにふわふわコロコロしてる毛玉を、
名前の判らない野鳥、ハトよりやや小さめなのがやってきて、
その体より大きな毛玉を咥えてふらふら飛んだ。
鳥はお隣の屋根に一旦止まって、脚と嘴で器用に折りたたみ、
体制を整え、咥え直して、再びどこかへ飛んで行った。
きっと巣材にするんだろうな、と手を休めて行く手をのんびり目で追っていると。
どうしたの?
とグイグイ背中を押しつけ、振り向いて小首を傾げる愛犬。
そうか、すまんすまん、とブラッシングを再び始める。
雨上がりの空はあくまで青く、陽を透かした春紅葉の葉裏はロゼワインの紅さ。
どこかの木の枝で、あの鳥はせっせと巣を作るのだろう。
やがて、雛鳥がぴいぴいと餌をねだるのだろうな。
愛犬の毛が、どこか知らないところで鳥の巣になっていく、不思議さ。
今日も我らのささやかな世界は、美と不思議で満ちている。
庭で存分にブラッシングする至福の一刻。
自分たちの周りにふわふわコロコロしてる毛玉を、
名前の判らない野鳥、ハトよりやや小さめなのがやってきて、
その体より大きな毛玉を咥えてふらふら飛んだ。
鳥はお隣の屋根に一旦止まって、脚と嘴で器用に折りたたみ、
体制を整え、咥え直して、再びどこかへ飛んで行った。
きっと巣材にするんだろうな、と手を休めて行く手をのんびり目で追っていると。
どうしたの?
とグイグイ背中を押しつけ、振り向いて小首を傾げる愛犬。
そうか、すまんすまん、とブラッシングを再び始める。
雨上がりの空はあくまで青く、陽を透かした春紅葉の葉裏はロゼワインの紅さ。
どこかの木の枝で、あの鳥はせっせと巣を作るのだろう。
やがて、雛鳥がぴいぴいと餌をねだるのだろうな。
愛犬の毛が、どこか知らないところで鳥の巣になっていく、不思議さ。
今日も我らのささやかな世界は、美と不思議で満ちている。
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