落選して議員バッジを失った立民幹部、「どうやって生活を維持すれば……」とコネを頼りまくって……
スタッフを半分にし、給料を大幅カット…立憲民主党元代表・枝野幸男が落選後に選んだ”新たな働き口”
PRESIDENT Online 枝野幸男 元内閣官房長官、弁護士
どうやって生活の維持をするか
議員バッジを失って直面する最も現実的な変化は、収入面です。
当然ながら歳費はなくなり、調査研究広報滞在費や公設秘書の給料といった国からのサポートもすべてストップします。
ここからは、一人の社会人としてどうやって自分で稼ぎ、事務所を維持していくかを必死に考えなければなりません。
私は議員になる前に2年間、弁護士として活動していました。そのため、普通に考えれば再出発の柱は弁護士業務になるのでしょうが、資格があるからといってすぐに仕事が舞い込んでくるものではありません。
また、長期化する可能性のある案件は、政治活動との両立の中で無責任に受けることができません。
私の場合、長年国政に携わらせていただいたご縁から、いくつかの企業と顧問弁護士契約を結んでいただいたり、講演の依頼をいただいたりしています。
今の私にとってはこれ以上なくありがたい支えです。これがもし、若手や中堅の落選であれば、どれほど生活の維持が過酷であるか、身に染みて想像できます。
「枝野幸男商店」のダウンサイジング
入ってくるものが激減した以上、出ていくものも徹底して削らなければなりません。
これまでの「枝野幸男商店」ともいえる組織を維持するため、長年支えてくれたスタッフの数を6人から3人に減らし、残ってくれた3人も給料を大幅に下げてもらうという苦渋の決断をしました。
さらに、これまでの地元事務所を引き払い、サイズを縮小した手頃な物件へと引っ越しを済ませました。
ここまで徹底して経費を切り詰めても、売上(総収入)から経費を引いた純粋な所得がいったいいくらになるのかは、まだしばらく様子を見ないと分かりません。「この先、本当にやっていけるだろうか」という経営者としての不安は、正直に言って今も胸の中にあります。
弁護士や講演の仕事、そして政治資金については皆さんからのカンパでなんとかトントン、あるいは少しでもプラスを出して、これからの政治活動の資金をいかに維持・拡大していくか。それが今の私のリアルな戦いです。
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