1: 名無しさん


先週、ポケモンカードの30周年記念セット「30th Celebration」が発売されるや、世界各地で買い占めや高額転売が相次ぎました。しかし少なくとも米国では、高レアリティカードの封入率が予想以上に高いことが分かって相場が急落、転売屋たちが悲鳴を上げていると米Kotakuが報じています。

とくに「ミュウex(FUR)」と「ミュウツーex(FUR)」は、発売前にはeBay上で850~1,400ドル、最高で3,000ドル超の値が付いた例もあったとのこと。しかし発売から5日後には120ドル前後で出品され、100ドル超では売れにくい状況になっているとされます。

現在もっとも高額なのは、Kuroimori氏がイラストを担当した「ミュウex」のSAR(スペシャルアートレア)で、市場価格は約177ドル。次いで「ゲンガーex」のSARが約130ドルで、10番目になると40ドルを下回ります。近年の高騰した相場と比べても、かなり安いとのことです。

最大の理由とされるのが、封入率の高さです。Kotakuが引用した開封データでは、SAR相当のカードは約18パックに1枚。AR相当のカードも約5パックに1枚という具合です。直近の海外版ではSAR相当のカードが約100パックに1枚だったのに対し、今回は大幅に封入率が高くなっています。そのため、欲しい高レアカードを自力で引きやすくなり、シングル市場への供給量も急増したと説明されています。

さらにKotakuは、このセットがポケモンカード史上最大規模の印刷数で、今後数カ月にわたって継続生産される見込みだと主張しています。買い占めによる品薄はしばらく続くものの、いずれ供給が需要を上回れば、転売価格を維持することは難しくなるとの趣旨を述べています。

なお、株式会社ポケモンおよびThe Pokémon Company Internationalが公式に、今回のセットを「史上最大規模の印刷数」と発表した事実は確認できません。ただし、ポケカ市場の観測サイトなどでは、そのように見られているようです。

この観測が正しければ、ポケカ公式は買い占めによる品薄、ひいては転売市場そのものを、圧倒的な供給量で押し潰す姿勢を打ち出したのかもしれません。