【韓国系アメリカ人】「私は分析するのをやめた」BTSに懐疑的だった米作家が“落ちた”瞬間 世界的人気の本当の理由
1: 昆虫図鑑 ★ 2026/06/20(土) 08:54:31.31 ID:pecIheSB
最初は、冷めた目で見ていた。
BTSという存在に、どこか身構えていた。
世界中のファンが熱狂し、記録を塗り替え、巨大な市場を動かすK-POPグループ。その姿を、あまりに商業的で、あまりに作り込まれた“セレブ崇拝”のように感じていた。
そんな懐疑から始まるエッセイが最近、米メディア『VOGUE』に掲載された。
筆者は、韓国系アメリカ人の作家、Jezz Chung氏。記事のタイトルは「Confessions of a Former BTS Skeptic」、つまり「元BTS懐疑派の告白」だ。
元BTS懐疑派の告白
その「告白」によると、Jezz Chung氏は5月、米ラスベガスのアレジアント・スタジアムで行われたBTSの「ARIRANG」ツアーを訪れた。
会場には6万人の観客。色を変えるライトスティックがスタジアムを巨大な星座のように照らし、スタジアム中央には360度ステージが設けられていた。
そこにいたChung氏は、自らを「選んで来たというよりは偶然に近い形で会場に来た、無関心な観客」と描いている。
BTSに対して抱いていたのは、熱狂ではなく警戒感だった。音楽というより、「利益を最大化するために設計されたアート」であり、「セレブ崇拝の機械を養い、親密さのシミュレーションを届けるためのもの」という見方を持っていた。
ところが、公演が進むにつれて、何かが変わった。Chung氏は記事のなかで、「私は分析するのをやめた」と書いている。
この一文が、「告白」全体の核心だろう。
BTSのステージを前にして、批評的に距離を取ろうとしていた視線が、いつの間にか熱気の中に飲み込まれていく。観客の歓声、会場全体に広がる喜び、周囲を見渡すたびに目に入るアジア系の観客たち。そこに、単なるコンサート以上のものを見たわけだ。
それは「仲間意識と集団性」、そして「共通の情熱に根ざした共同体感」だった。
BTSの魅力は、歌やダンスの完成度の高さだけではない。7人のパフォーマンス、シンクロ率、華やかな演出、カリスマ性の強さも「告白」から伝わってくる。しかしChung氏がより強く惹かれたのは、メンバー同士の関係性だった。
RM、JIN、SUGA、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOK。彼らが互いに向ける視線、冗談、支え合い、舞台裏映像で見せる親密さ。そうしたものが、ファンにとっては単なる“推し”以上の意味を持つ。
Chung氏は、BTSが提示しているものを「意味のある友情」「共通の夢に向けた継続的な努力」「衝突後の修復」「相互依存的なケア」、そして「互いの所属感」だと捉えている。
この指摘を受ければ、BTSの魅力は音楽のうまさだけでは説明しきれない。孤独や分断が語られやすい時代に、彼らは「誰かと一緒にいること」「支え合うこと」「共通の夢を見ること」を、極めてわかりやすい形で提示しているわけだ。
興味深いのは、Chung氏が単純にBTSを礼賛しているわけではない点だろう。「告白」では、K-POPが抱える複雑さにも触れている。
Chung氏は、K-POPには「文化的真正性」や「過剰消費主義」、大衆の持続的な注目を生み出すための「労働搾取」をめぐって、考えるべきことが多くあるとも書いている。さらに、ブラックカルチャーについても「盗用、オマージュ、賞賛の境界線はどこにあるのか」と問いかけている。
BTSを好きになったからといって、そうした問いが消えるわけではない。むしろ、その複雑さを認めたうえで、それでも自分がBTSに惹かれてしまったことを、Chung氏は正直に書いている。
そこに、この「告白」の説得力がある。
続きはソースで
https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=152003
BTSという存在に、どこか身構えていた。
世界中のファンが熱狂し、記録を塗り替え、巨大な市場を動かすK-POPグループ。その姿を、あまりに商業的で、あまりに作り込まれた“セレブ崇拝”のように感じていた。
そんな懐疑から始まるエッセイが最近、米メディア『VOGUE』に掲載された。
筆者は、韓国系アメリカ人の作家、Jezz Chung氏。記事のタイトルは「Confessions of a Former BTS Skeptic」、つまり「元BTS懐疑派の告白」だ。
元BTS懐疑派の告白
その「告白」によると、Jezz Chung氏は5月、米ラスベガスのアレジアント・スタジアムで行われたBTSの「ARIRANG」ツアーを訪れた。
会場には6万人の観客。色を変えるライトスティックがスタジアムを巨大な星座のように照らし、スタジアム中央には360度ステージが設けられていた。
そこにいたChung氏は、自らを「選んで来たというよりは偶然に近い形で会場に来た、無関心な観客」と描いている。
BTSに対して抱いていたのは、熱狂ではなく警戒感だった。音楽というより、「利益を最大化するために設計されたアート」であり、「セレブ崇拝の機械を養い、親密さのシミュレーションを届けるためのもの」という見方を持っていた。
ところが、公演が進むにつれて、何かが変わった。Chung氏は記事のなかで、「私は分析するのをやめた」と書いている。
この一文が、「告白」全体の核心だろう。
BTSのステージを前にして、批評的に距離を取ろうとしていた視線が、いつの間にか熱気の中に飲み込まれていく。観客の歓声、会場全体に広がる喜び、周囲を見渡すたびに目に入るアジア系の観客たち。そこに、単なるコンサート以上のものを見たわけだ。
それは「仲間意識と集団性」、そして「共通の情熱に根ざした共同体感」だった。
BTSの魅力は、歌やダンスの完成度の高さだけではない。7人のパフォーマンス、シンクロ率、華やかな演出、カリスマ性の強さも「告白」から伝わってくる。しかしChung氏がより強く惹かれたのは、メンバー同士の関係性だった。
RM、JIN、SUGA、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOK。彼らが互いに向ける視線、冗談、支え合い、舞台裏映像で見せる親密さ。そうしたものが、ファンにとっては単なる“推し”以上の意味を持つ。
Chung氏は、BTSが提示しているものを「意味のある友情」「共通の夢に向けた継続的な努力」「衝突後の修復」「相互依存的なケア」、そして「互いの所属感」だと捉えている。
この指摘を受ければ、BTSの魅力は音楽のうまさだけでは説明しきれない。孤独や分断が語られやすい時代に、彼らは「誰かと一緒にいること」「支え合うこと」「共通の夢を見ること」を、極めてわかりやすい形で提示しているわけだ。
興味深いのは、Chung氏が単純にBTSを礼賛しているわけではない点だろう。「告白」では、K-POPが抱える複雑さにも触れている。
Chung氏は、K-POPには「文化的真正性」や「過剰消費主義」、大衆の持続的な注目を生み出すための「労働搾取」をめぐって、考えるべきことが多くあるとも書いている。さらに、ブラックカルチャーについても「盗用、オマージュ、賞賛の境界線はどこにあるのか」と問いかけている。
BTSを好きになったからといって、そうした問いが消えるわけではない。むしろ、その複雑さを認めたうえで、それでも自分がBTSに惹かれてしまったことを、Chung氏は正直に書いている。
そこに、この「告白」の説得力がある。
続きはソースで
https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=152003
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