会社員にとってもっと仕事ができるようにとビジネス書を読む方は多いと思います。
私自身も会社員の一人として、また読書が趣味ということもあってよく読みます。
しかしビジネス書が書いてある内容に興味はあっても、本を読む習慣がないという方や時間が取れないという方も多いはず。
そんな方におすすめしたいのがTED。ビジネス書が一冊書けるような専門家が、その成果を10分前後の講談にぎゅっと詰められているので本当に学びが多いです。
しかもその規模はグローバル。英語の勉強にもなります。
今回は、ビジネススキルをぐっと高めるTEDトークを厳選して紹介します。
ビジネススキルをぐっと高めるTEDトーク5選!
『How to find and do work you love 』Scott Dinsmore
『自分が大好きなことを仕事にする方法』がテーマの講演。
講談社のスコット氏曰く、世の中の80%の人は自分の好きなことを仕事にできていないと言います。スコット氏本人もはじめは好きなことを仕事にできておらず、入社してすぐに『自分の仕事は他社では既にコンピュータに仕事を奪われている』と気づいたそうです。
一方で、今は多くの会社員が自分の好きなことを仕事にしようと行動を始めており、フォーブスの調査では、自ら仕事を辞めていく人の割合が解雇される人の割合を史上初めて3年連続で超えたと言います。
日本ではなかなか解雇される人数は少ないかもしれませんが、失業率が5%程度もあるアメリカでは驚くべきことなのかもしれませんね。
この講演では自分が好きなことを仕事にするためのシンプルな方法を教えてくれます。
『成功のカギは、やり抜く力』アンジェラ・リー・ダックワース
『成功するため必要なたった一つの能力』がテーマの講演。
会社員の方であれば、それがIQだとか社会的知性、ルックス、身体的健康でもなく、『グリッド』と呼ぶものです。
この能力を測ることで『士官候補生のうち一番成績のいい人』『最も会社に利益をもたらす営業マン』などを予測できたと言います。
そして気になるのは当然『どうしたらグリッドを高められるのか?』ということですが、残念ながらまだ明らかになっていません。
『頭良さそうにTED風プレゼンをする方法』ウィル・スティーヴン
TEDトークの中でも一風変わった、そして一際輝きを放つスピーチがこちら。
会社員にとってプレゼンスキルは必須スキルですが、学校で学ぶ機会がほとんどないというのが悲しい現実。
プレゼンターであるスティーブン氏は、一見ふざけているように見えますが学ぶことが本当にたくさんあります。
今回のプレゼンに向けて何も準備してこなかった彼ですが、何か重要なことを話しているように感じさせる技術は必見。6分弱の動画で濃密な時間を過ごせます。
『ストレスと友達になる方法』ケリー・マクゴニガル
『ストレスが健康を害するのではなく、ストレスが健康を害すると信じていることが健康を害している!』と言う驚くべき内容です。
講談者であるケリー氏は健康心理学者であり、これまではすべてのサラリーマンにとっての悩みであるストレスとの付き合い方を教えてくれます。
こういった話は本を一冊書けるほどの内容ですが、TEDであれば15分程度で専門知識を学ぶことができることができるので、見ないてはないです。
『優れたリーダーはどうやって行動を促すか』サイモン シネック
TEDトークで一躍有名になったのがモチベーションコーチ、コンサルタントとして活躍するサイモン氏。
氏曰く、スティーブ・ジョブズをはじめとして優れたリーダーはある一つの話し方の法則によって人を動かしていると言います。それが、『WHYから始めよう』。
これさえ理解できればプレゼンスキルは数段レベルアップすること確実です。